ミュージック・ペンクラブ・ジャパン
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エッセイ

最新号

2021年:物故者(音楽関連)敬称略

まとめ:上柴とおる

【1月】
・1/01:ミック・ボルトン(キーボード奏者:モット・ザ・フープル~デキシーズ・ミッドナイト・ランナーズ)72歳・1/03:ジェリー・マースデン(ジェリー&ザ・ペースメーカーズ)78歳・1/06:岡村喬生(オペラ歌手)89歳・1/06:鍋島直昶(世界最高齢のバンド「ゴールデン・シニア・トリオ」のビブラフォン奏者)94歳・1/07:南正人(フォーク・シンガー:アルバム「回帰線」1971年)76歳・1/09:日倉士歳朗(スライド・ギタリスト:ボブズ・フィッシュ・マーケット等)68歳・1/13:ティム・ボガート(ヴァニラ・ファッジ、カクタス、ベック・ボガート&アピス等のベーシスト)76歳・1/13:シルヴェイン・シルヴェイン(元ニューヨーク・ドールズのギタリスト)69歳・1/14:横井久美子(シンガー・ソングライター:「ノーモア・スモンの歌」等)76歳・1/16:フィル・スペクター(音楽プロデューサー)81歳<コロナ禍>・1/17:大城美佐子(歌手:沖縄県名護市辺野古育ち)84歳・1/17:サミー・ネスティコ(米作編曲家:カウント・ベイシー楽団等)96歳・1/17:ジュニア・マンス(ファンキー・ジャズ・ピアニスト)92歳・1/19:松永ひとみ(演歌歌手)53歳・1/22:ジェイムス・ピューリファイ(R&Bデュオ、ジェイムス&ボビー・ピューリファイ)76歳<コロナ禍>・1/23:坂本スミ子(歌手、俳優)84歳・1/23:ジョニー野村(元ゴダイゴのマネジャー、プロデューサー)75歳・1/23:ジョナス・グワングワ(南アフリカのトロンボーン奏者、ソング・ライター、プロデューサー)83歳・1/23:前田ただし(バイオリニスト:南米エクアドルが拠点)48歳・1/24:泉ちどり(歌手:1987年「おんな坂」オリコン78位)73歳・1/24:トム・スティーヴンス(ロング・ライダーズのベーシスト)64歳・1/29:ヒルトン・ヴァレンタイン(アニマルズのオリジナル・ギタリスト)77歳・1/30:ソフィー(英歌手、プロデューサー)34歳・2/02:トム・ムーア(英国民医療サービス支援で150万人超から約47億円を集めた英陸軍退役大佐/2020年チャリティー・シングル「You'll Never Walk Alone」に参加。全英No.1)100歳

【2月】
・2/03:ジム・ウェザリー(米シンガー・ソング・ライター:「夜汽車よ!ジョージアへ...」「さよならは悲しい言葉」等)77歳・2/04:横井和子(ピアニスト、大阪教育大名誉教授/2011年、90歳で現役最高齢ピアニストとしてCDデビュー)101歳・2/07:香村英史(ジャズ・ピアニスト:沖縄で活躍)78歳・2/08:メアリー・ウィルソン(元シュープリームス)76歳・2/09:チック・コリア(米ジャズ・ピアニスト、作曲家)79歳・2/10:ジョン・マーク(英シンガー・ソング・ライター、ギタリスト:マーク=アーモンド)77歳・2/12:ミルフォード・グレイヴス(フリー・ジャズのドラマー、パーカッショニスト)79歳・2/15:ジョニー・パチェーコ(ドミニカ共和国出身のバンド・リーダー/ファニア・レコード設立/ファニア・オール・スターズ)85歳・2/16:クリスティーン・アン・ロルセス・マレン(元ベッツイ&クリス)・2/19:マイルズ・シートン(米ロック・トリオ、アクロン/ファミリー)41歳・2/21:ジーン・テイラー(米ブルース・ピアニスト:キャンド・ヒート、ブラスターズ、ファビュラス・サンダーバーズ、T-ボーン・ウォーカー等と活動)68歳・2/21:平井英子(童謡歌手の先駆け:「アメフリ」「てるてる坊主」「兎(うさぎ)のダンス」等。「日本ビクター」専属歌手第1号の一人)104歳・2/26:ダニーロ・ルスティチ(伊プログレ・バンド、オザンナのギタリスト)72歳・2/--:ロバート‘ボブ’ジェイムス(元モントローズのヴォーカリスト)68歳

【3月】
・3/01:ラルフ・ピーターソンJr.(米ジャズ・ドラマー/アート・ブレイキーのバンド等)58歳・3/02:バニー・ウェイラー(レゲエ・ミュージシャン)73歳・3/02:クリス・バーバー(英トロンボーン奏者)90歳・3/04:ヘルムート・ビンシャーマン(ドイツの指揮者、オーボエ奏者/バロック音楽の大家)100歳・3/04:アラン・カートライト(元プロコル・ハルムのベーシスト=1972年~1976年:初来日公演時のメンバー)75歳・3/05:マイケル・スタンレー(マイケル・スタンレー・バンド:1980年代前期、米チャートに7曲)72歳・3/06:ルー・オッテンス(オランダ・フィリップス社の製品開発部門でカセット・テープの開発に従事)94歳・3/09:村上“ポンタ”秀一(ドラム奏者)70歳・3/09:ジェームズ・レバイン(米指揮者)77歳・3/11:レイ・キャンピ(ロカビリー・ミュージシャン)86歳・3/14:レジー・ウォーレン(R&Bグループ、トルゥープのメンバー)52歳・3/15:ジェフリー・リーヴス(KC&ザ・サンシャイン・バンドのギタリスト)・3/16:新井健司(元キング・レコード洋楽ディレクター、元セブンシーズミュージック常務)70歳・3/18:ポール・ジャクソン(ハービー・ハンコック率いるヘッド・ハンターズの創設メンバー:1985年から日本在住)73歳・3/21:濱田滋朗(音楽評論家、日本フラメンコ協会会長、スペイン文化研究家:ミュージック・ペンクラブ・ジャパン名誉会員)86歳・3/23:和久井保(ワクイ音楽事務所社長:内山田洋とクール・ファイブ等)84歳・3/28:マルコム・セシル(英プロデューサー、マルチ・インストゥルメンタリスト=シンセサイザー奏者)84歳・3/28:和田アキラ(PRISMのギタリスト)64歳・3/29:遠山慶子(ピアニスト/夫は音楽評論家の故遠山一行)87歳

【4月】
・4/01:パトリック・ジュベ(スイス出身のポップ・シンガー)70歳・4/02:中鉢優香(ロック・バンド「こけしDoll」のベーシスト)37歳・4/04:ラルフ・シュケット (トッド・ラングレンズ・ユートピアのキーボード奏者、ソング・ライター、プロデューサー)73歳・4/09:アール・シモンズ(米ラッパー、DMX)50歳・4/09:ロバート・ニール・ジュニア(Faze-Oのパーカッション&リード・シンガー)68歳・4/10:クイントン・クランチ(Goldwaxレーベル創始者)99歳・4/12:林博通(コンサート・プロモーター:「H.I.P」社長)75歳・4/14:ラスティ・ヤング(POCOのオリジナル・メンバー)75歳・4/16:マイク・ミッチェル(キングスメンの創設者、ギタリスト)77歳・4/18:ルー・ルイス(英ハーモニカ奏者:エディ&ザ・ホット・ロッズ、ルー・ルイス・リフォーマー、ルー・ルイス・バンド等)65歳・4/18:ジム・スタインマン(米プロデューサー、ソング・ライター:ミートローフ、ボニー・タイラー等)73歳・4/20:ジョー・ロング(元フォー・シーズンズのベーシスト:1965年~1975年に在籍)79歳・4/20:レスリー・マッコーエン(ベイ・シティ・ローラーズ)65歳・4/23:ミルバ(イタリアの大スター歌手)81歳・4/24:クリスタ・ルートビヒ(メゾソプラノ歌手:20世紀最高のオペラ歌手の一人。カラヤンとも共演)93歳・4/26:和泉宏隆(元T-SQUAREのキーボード奏者)62歳・4/26:アル・シュミット(米レコーディング・エンジニア、プロデューサー)91歳・4/27:ケン田島(本名・漆原一郎:元レース・アナウンサー、音楽番組DJ)90歳・4/29:ジョン・ヒンチ(元ジューダス・プリーストのドラマー)73歳・4/--:数原晋(トランペット奏者:「必殺シリーズ」「ルパン三世」等の音楽も担当)74歳

【5月】
・5/04:国吉源次(沖縄・宮古民謡の歌い手)90歳・5/04:ニック・ケイメン(英歌手:マドンナのプロデュースでデビュー)59歳・5/06:パーヴィス・ステイプルズ(ステイプル・シンガーズの創設メンバー)85歳・5/07:タウニー・キティン(米モデル、俳優:ホワイトスネイクやラットのMVにも出演/元デヴィッド・カヴァーデイル夫人)59歳・5/08:カーティス・フラー(ジャズ・トロンボーン奏者)86歳・5/09:野村麻紀(シンガー・ソング・ライター:拠点は京都「拾得」)44歳・5/15:伊藤アキラ(作詞家:「オー・モーレツ!」「この木なんの木気になる木」「パッ!とさいでりあ」「青雲」「三ツ矢サイダー」等CM曲や「うる星やつら」「みんなのうた」「おかあさんといっしょ」「ひらけ!ポンキッキ」「南の島のハメハメハ大王」等)80歳・5/18:フランコ・バッティアート(イタリアのシンガー・ソング・ライター、作曲家、映画監督)76歳・5/19:マルティン・トゥルノフスキー(チェコの指揮者、群馬交響楽団名誉指揮者)92歳・5/20:ロジャー・ホーキンス(マッスル・ショールズ・スタジオのドラマー)75歳・5/20:フロリアン・ピルキントン・ミクサ(カーヴド・エアのオリジナル・ドラマー)70歳・5/23:高木司(テイチクエンタテインメント社長)54歳・5/26:沖島二朗(Idol Punchのギタリスト、Zillow)・5/26:ケヴィン・クラーク(ミュージシャン/2003年映画「スクール・オブ・ロック」出演)32歳・5/29:B.J.トーマス(米シンガー・ソング・ライター)78歳・5/30:小林亜星(作曲家)88歳

【6月】
・6/04:清元美治郎(清元三味線:2013年「芸術選奨文部科学大臣賞」)76歳<コロナ禍>・6/08:ディーン・パリッシュ(米ブルー・アイド・ソウル・シンガー/1966年「Tell Her」米97位、1975年「I'm On My Way」英38位)79歳・6/18:寺内タケシ(ギタリスト)82歳・6/19:村木賢吉(歌手:「おやじの海」)88歳・6/21:原信夫(ジャズ・サックス奏者/原信夫とシャープス&フラッツ/美空ひばり「真赤な太陽」を作曲)94歳・6/21:ママディ・ケイタ(ギニアのジャンベ奏者)71歳・6/21:宮田章司(江戸売り声漫談家/元漫才師「陽司・章司」/司会者:三沢あけみ、マヒナスターズ)88歳・6/26:土岐英史(サックス奏者:山下達郎、竹内まりや等のステージでも活躍。娘は歌手の土岐麻子)71歳・6/26:ジョニー・ソーリンガー(スキッド・ロウの元ヴォーカリスト:1999年~2015年)55歳・6/26:フレデリック・ジェフスキー(米作曲家、ピアニスト:現代音楽)83歳・6/29:ジョン・ロートン(ルシファーズ・フレンド、ユーライア・ヒープ、レス・ハンフリーズ・シンガーズ等でヴォーカル)74歳

【7月】
・7/01:大石昌美(ハーモニカ奏者)91歳・7/04:中山ラビ(シンガー・ソング・ライター)72歳・7/04:サンフォード・クラーク(米ロカビリー・シンガー)85歳・7/06:ジヴァン・ガスパリアン(アルメニアの木管楽器<ドゥドゥク>の世界的演奏家、作曲家:ブライアン・メイやピーター・ガブリエルとも共演)92歳・7/13:辻久子(バイオリニスト95歳・7/13:高橋健二(ブルー・コメッツのベーシスト)83歳・7/13:ボブ・サージェント(英プロデューサー:ヘアカット100、ニック・ヘイワード、XTC、Q-ティップス、モノクローム・セット、イングリッシュ・ビート、ファイン・ヤング・カニバルズ等々)・7/16:酒井政利(音楽プロデューサー:元CBS・ソニー)85歳・7/17:ロビー・スタインハート(カンサスのヴァイオリン奏者)71歳・7/20:勝連繁雄(琉球古典音楽実演家、詩人)80歳・7/21:クラレンス・マクドナルド(米キーボード&ピアノ奏者、プロデューサー、ソングライター、アレンジャー)76歳・7/22:渡辺善太郎(音楽プロデューサー:元「詩人の血」「Oh! penelope」)57歳・7/23:ヤン・ヘヨプ(元ソウル大学教授。韓国バイオリン界の父)92歳・7/25:伊藤京子(戦後日本のオペラ界を代表するプリマドンナ、ソプラノ歌手)94歳・7/26:ジョーイ・ジョーディソン(元スリップノットのドラマー)46歳・7/27:中野督夫(センチメンタル・シティ・ロマンス)67歳・7/28:ダスティ・ヒル(ZZトップのベーシスト)72歳・7/29:amin(中国人歌手:サントリーCM、2005年「紅白」出場)48歳・7/31:チャールズ・コナー(米ドラマー:リトル・リチャード、ジェームス・ブラウン、サム・クック、ジャッキー・ウィルソン等々)86歳

【8月】
・8/01:ポール・コットン(POCOのギタリスト)78歳・8/02:本郷直樹(俳優、歌手)71歳・8/08:斎藤雅広(ピアニスト)62歳・8/11:マイク・フィニガン(キーボード、ハモンド・オルガン奏者:デイヴ・メイスン・バンド等)76歳・8/13:ナンシー・グリフィス(米カントリー系シンガー・ソング・ライター)68歳・8/14:ジェリー藤尾(歌手、俳優)81歳・8/14:藤島メリー泰子(「ジャニーズ事務所」名誉会長)93歳・8/14:レーモンド・マリー・シェーファー(カナダの現代音楽作曲家)88歳・8/17:滝良子(ラジオ・パーソナリティー:ニッポン放送「ミュージックスカイホリデー」76歳・8/21:ドン・エヴァリー(エヴァリー・ブラザーズ)84歳・8/22:ブライアン・トラヴァース(UB40のサックス奏者)62歳・8/24:チャーリー・ワッツ(ローリング・ストーンズのドラマー)80歳・8/25:森田一浩(作・編曲家)69歳・8/25:佐藤秀樹(ジャズ評論家)88歳・8/29:リー・スクラッチ・ペリー(レゲエ・シンガー、音楽プロデューサー)85歳・8/30:西脇久夫(ボニージャックス)85歳

【9月】
・9/01:折田育造(日本グラモフォン洋楽担当→ワーナー・パイオニア洋楽担当→WEAジャパン社長→ワーナーミュージック・ジャパン社長→ポリドールレコード社長→ユニバーサルミュージック相談役等)79歳・9/02:ミキス・テオドラキス(ギリシャの作曲家:「その男ゾルバ」「セルピコ」等)96歳・9/02:ミシェル・コルボ(スイスの指揮者)87歳・9/05:サラ・ハーディング(英女性5人組ガールズ・アラウドの元メンバー)39歳・9/10:マイケル・チャップマン(英シンガー・ソング・ライター、ギタリスト)80歳・9/12:大久保一久(元「猫」「風」:1970年代のフォーク・シーンを牽引)71歳・9/14:小倉めぐみ(作詞家:南野陽子「はいからさんが通る」、SMAP、少年隊、田原俊彦、酒井法子等)61歳・9/20:サラ・ダッシュ(ラベル)76歳・9/20:ジュルズ・セイル(1970年代末~1980年代初期に活動の英デルタ5のギター&ヴォーカル)・9/21:リチャード・H・カーク(キャバレー・ヴォルテール)65歳・9/23:ピー・ウィー・エリス(JBズのサックス奏者)80歳・9/25:桜井順(作曲家、作詞家:エースコックCM、富士フィルムCM等/野坂昭如「マリリン・モンロー・ノー・リターン」「バージンブルース」等)87歳・9/26:アラン・ランカスター(ステイタス・クォーの創設メンバー:ベース)72歳・9/28:ドクター・ロニー・スミス(ジャズのオルガン奏者)79歳・9/30:すぎやまこういち(作曲家)90歳

【10月】
・10/05:パット・フィッシュ(ジャズ・ブッチャー)64歳・10/05:里村龍一(作詞家)72歳・10/06:神谷郁代(ピアニスト)75歳・10/08:バイロン・オールレッド(スティーヴ・ミラー・バンドのキーボード:1976年に加入)72歳・10/09:エヴェレット・モートン(英スカ・バンド、ザ・ビートのドラマー)71歳・10/09:ジム・ペンブローク(フィンランドのプログレッシヴ・ロック・バンド、ウィグワムのボーカリスト)75歳・10/09:ディー・ポップ(NYのポスト・パンク・バンド、ブッシュ・テトラスのドラマー)65歳・10/10:中島靖子(邦楽家:正派邦楽会二代目家元)95歳・10/12:パディ・モローニ(ザ・チーフタンズの創設者)83歳・10/16:ロン・タット(米ドラマー:エルビス・プレスリーの専属バンド、ジェリー・ガルシア、ビリー・ジョエル等とも仕事)83歳・10/18:エディタ・グルベローヴァ(世界最高峰のソプラノ歌手)74歳・10/20:川口真(作・編曲家:弘田三枝子「人形の家」、「ウルトラマンタロウ」等)83歳・10/21:ベルナルト・ハイティンク(オランダの名指揮者)92歳・10/22:ジェイ・ブラック(ジェイ&アメリカンズ)82歳

【11月】
・11/01:パット・マルティーノ(ジャズ・ギタリスト)77歳・11/01:ネルソン・フレイレ(ブラジルのピアニスト)77歳・11/01:アルヴィン“Seeco”パターソン(パーカッション奏者/ボブ・マーリー&ザ・ウェイラーズ)90歳・11/02:ロニー・ウィルソン(米ファンクR&B系ギャップ・バンドのメンバー)73歳・11/06:テレンス・ウィルソン(akaアストロ:元UB40のヴォーカル)64歳・11/06:アンディ・バーカー(808ステイト)53歳・11/08:菅沼孝三(ロック・ドラマー)62歳・11/10:マーゴ・ガーヤン(米シンガー・ソング・ライター)83歳・11/11:グレアム・エッジ(ムーディー・ブルースのドラマー)80歳・11/14:イ・ドンウォン(歌手:「郷愁」等)70歳・11/15:飯田則子(音楽プロデューサー:「太陽にほえろ!」「火曜サスペンス劇場」等)77歳・11/17:ヤング・ドルフ(米ラッパー)36歳・11/17:鶴澤正一郎(歌舞伎音楽竹本三味線演奏家)90歳・11/18:ミック・ロック(写真家:デヴィッド・ボウイ、ルー・リード、クイーン、セックス・ピストルズ等のレコード・ジャケットを撮影)73歳・11/22:喜多條忠(作詞家:「神田川」等/2014年~2020年まで日本作詩家協会会長)74歳・11/26:平原まこと(サックス奏者:娘のAIKAと平原綾香は共にシンガー・ソング・ライター&サックス奏者)69歳・11/26:スティーブン・ソンドハイム(米ミュージカル界の巨匠、作詞・作曲家:「ウエストサイド物語」「スウィーニー・トッド」等。グラミー賞&トニー賞を8回受賞。2015年、大統領自由勲章授与)91歳・11/27:中村貴之(元NSP)68歳・11/29:白崎彩子(ジャズ・ピアニスト)52歳

【12月】
・12/01:アルヴィン・ルシェ(電子音響グループSONIC ARTS UNIONのメンバー)90歳・12/03:新井満(シンガー・ソング・ライター、芥川賞作家)75歳・12/03:メルヴィン・パーカー(米ドラマー:ジェームズ・ブラウンのバンド等。メイシオ・パーカーの実弟)77歳・12/07:丸谷明夫(大阪府立淀川工業高校<現淀川工科高校>吹奏楽部顧問、全日本吹奏楽連盟理事長、大阪音楽大学客員教授)76歳・12/07:小鳥遊やひろ(たかなしやひろ:ヴィジュアル系バンド、nurié<ヌリエ>のベース)31歳・12/09:鈴木淳(作曲家:「小指の想い出」「なみだ恋」等)87歳・12/08:ロビー・シェイクスピア(スライ&ロビーのベース)68歳・12/09:デヴィッド・ラズリー(米シンガー・ソング・ライター)74歳・12/10:マイク・ネスミス(モンキーズ)78歳・12/14:フィル・チェン(セッション・ベーシスト:ロッド・スチュワート、ジェフ・ベック、ドノヴァン、バッツ・バンド等多数!)80歳・12/16:ワンダ・ヤング(マーヴェレッツ)78歳・12/16:レナード・ハバード(ザ・ルーツのベーシスト)62歳・12/18:神田沙也加(ミュージカル・スター)35歳・12/19:カルロス・マリン(イル・ディーヴォ)53歳・12/20:YASU(パンク・バンド「奇形児」のヴォーカル)61歳・12/22:ロビン・ル・ムシュリエ(ロッド・スチュワートのバンド等で活躍したセッション・ギタリスト)68歳

【注】2021年12月25日までの判明分。

LIVEの重要性

松島 耒仁子(クニコ)

 CDが売れなくなったと言われ始めてから久しい。
 現在の音楽コンテンツの中心はサブスクリプション。いわゆるデジタル音源というものだ。月額で幾らかを払って、自分のスマホで音楽を聴きたい放題するコンテンツである。
 これらが登場して、CDを持ち歩く必要がなくなった。スマホ一台あれば、どこでもいつでも自分のお気に入りの楽曲を聴くことが出来る。音楽シーンは、益々、生活に密着した近い存在となり、誰もが気軽に音楽を楽しめる、そんな時代になったのだ。
 私も音楽を聴くのは基本、サブスクだ。ちょっと聴いたことがないアーティストの楽曲も検索すれば出てくるし、オススメの曲というものも提示してくれたりする。
わざわざCDショップに行かなくても、何千円ものお金を払わなくても、月額1000円に満たない金額で、世界中の音楽が自分の身近にある、というのは非常に魅力的な世界でもある。
 そして、TVでの音楽番組も激減した。1980年〜90年代にはどこの局でも音楽番組というものを持っていて、売れっ子であればあるほど、あちこちの番組を掛け持つ、ということが当たり前だった時代から、今や、歌手活動の中心は音楽番組から、ライブ活動へと主軸を変化させている。TVに出演していなくても、動画サイトで発表された楽曲が再生回数を何億回と取ってはブレイクし、そこから音楽番組に出演という現象もたくさん観てきた。
 音楽番組に出演することがステイタスではなくなり、それよりもYouTubeなどで再生回数を上げることの方が重要という時代になった。

 スマホの出現が音楽シーンを変えるのに一役買ったのは間違いない事実である。今や世界中の楽曲を世界中の人達が同時に視聴することが可能な時代になった。自国のアーティストの新曲を世界中の人達が同時に知ることが出来る時代になったのである。環境の変化の中で、アーティスト達は、活動の拠点をライブ活動へと移している。
 音楽番組に出なくても、ライブ活動をすることで多くのファンを獲得していく。
 音楽番組の視聴率が低迷するのと比例するかのように、ライブ活動が盛んになってきたのである。そういう流れの中で、各局とも、音楽番組の大型特番を組むことが多くなった。
 今年も年末だけで、ベストヒット歌謡祭2021、ベストアーティスト2021、FNS歌謡祭2021、CDTVライブ!ライブ!クリスマススペシャル2021、MステウルトラSUPER LIVE2021などの特番に加えて、恒例の日本レコード大賞2021、紅白歌合戦2021、CDTV年越しプレミアライブ2021~2022など、実に8個もの大型番組が組まれているのだ。
 これは、通常の音楽番組を定期的に放送するよりも、大型特番という形で多くのアーティストを出演させる方がずっと視聴率が稼げる、という現実がある。ライブでの臨場感をTV番組に取り入れることで、新しい音楽番組のあり方を提示していく流れが出来上がっている。
 CDが売れないのは、音楽への関心が低調なのではなく、音楽シーンの楽しみ方が変化しているだけなのである。現に各地で開催されてきたライブは何万人もの動員数を誇っているものが多い。各局が組む特番はある程度の視聴率を稼いでいるのも事実であり、視聴者は自宅にいながら、ライブ感覚で多くの歌手達の歌を楽しむことが出来る特番は魅力的な番組になっている。
 また歌手の側からすれば、1年という長い活動期間の中で活躍すればよく、かつてのように、出す曲、出す曲、全てがヒットしなくてもいい、ということにもなる。普段の活動はライブを中心に行い、楽曲は動画再生サイトを駆使して広報宣伝するということの方が効率的に自分のファンを獲得しやすく、獲得したファンをライブに呼ぶことで、確実に自分のファンにしていく、という戦略が立てられるのである。
 ところが、この戦略が大きく狂う原因になったのが、コロナの出現である。コロナは、世界中から、ライブの機会を奪った。即ち、楽曲が配信され、どんなにヒットしても、リスナーは直接、アーティストに会えない、という状況を作り出したのである。
 ライブでの歓声や密集行為そのものが感染リスクを非常に高めるとして、世界中でライブ活動の自粛が始まったのである。
 これによって、一番被害を受けたのは事務所でも観客でもなく、歌手本人である。全くお客さんの前で歌えなくなってしまったのだ。

 ライブで得られるものは小さくない。単にお客さんの前で歌う機会を失ったというよりは、お客さんから貰うエネルギーそのものを失ったのだ。
 以前、NHKの番組に出演していた布施明が「歌手はお客さんの前で歌ってこそ、実力を保つことが出来る。お客さんの前で歌うことによって、歌そのものの力も衰えないが、お客さんから貰うエネルギーによって、歌手は成長していく。お客さんの前で歌えないことが長く続くと、実力を保つことは非常に難しい」という内容の話をしていたことがある。即ち、歌手の力は、お客さんの前で歌ってこそ保つことが出来る、というのだ。

 年末に多くの特番を見て思ったのは、全体的に歌手の力が下がったということだった。
 一番感じたのは、声量の不足。2年という期間、まともなライブ活動が行えなかった歌手は多い。歌える機会が少なくなれば、声帯は自然と痩せてしまう。これは声帯が筋肉で出来ているという事実の証明でもあり、筋肉は使わなければ衰えてしまうという身体の他の筋肉と同じ性質を持つことから来る。ライブにおいて、長時間歌う、その為の練習に取り組む、さらには、本番では観客から貰うエネルギーで歌手にはアドレナリンが噴出することによって、高いパフォーマンス力を保っていく。
 これらの経験が力となって蓄えられることで、歌手は成長する。歌手という職業にライブは欠かせないコンテンツなのだ。その機会を多くの歌手達は、この2年、失ってしまっている。
 ミュージカルは徐々に再開されているが、ライブツアーが再開出来ている歌手はそれほど多くない。また、せっかく再開出来たツアーも、コロナの再流行で断念させられた歌手も多くいる。
 「大声を出さない」「密集しない」「着席して静かに鑑賞する」
 今までのライブシーンでは全く見られなかった形でのコンサートがあちこちで人数を制限して再開されている。これらの悪条件は、歌手達の歌唱力やパフォーマンス力にボディブローのように効いて、力量を奪っているように感じた。

 コロナが出現して今年は3年目になる。
 なんとかコロナと共存した新しい形のライブを確立し、音楽による臨場感を取り戻し、歌手達のパフォーマンス力の向上と音楽界の盛り上がりを期待する。