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「バン・E・カルロス/グリーティングス・フロム・バネズエラ!」(ビクターエンタテインメント:VICP-65402)
チープ・トリックのドラマー、バン・E・カルロスの初ソロ・アルバムは全部カヴァー曲♪しかもその選曲が妙に'マニアック仕様'になっていて。。。「ヒム・オア・ミー/ポール・リヴィア&ザ・レイダーズ」(1967年:米5位)「テル・ミー/ローリング・ストーンズ」(1964年:米24位)「アルメニアの空(Armenia City In The Sky)/ザ・フー」(1967年:日本でのみシングル・カット)「アイディア/ビー・ジーズ」(1968年)。。。これだけでも結構「やってくれるなぁ♪」。ボブ・ディランの2曲も「悲しみは果てしなく(It Takes A Lot To Laugh, It Takes A Train To Cry)」(1965年:アルバム「追憶のハイウェイ61」より)「どこにも行けない(You Ain't Goin'Nowhere)」(1967年:先にザ・バーズが世に出して1968年にヒット)と一筋縄ではいかない。あとはもう「え〜それってどこの誰の曲?」状態だったりする。歌唱はカルロスではなく各曲ごとにゲスト・ミュージシャンが参加。凄いのか?はたまたヘンなのか?少なくとも私にとっては「おもしろい!楽しい!」。これでいいのだ♪(上柴とおる)
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