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東宝ミュージカル・「ジャニーズ伝説」再演 !・・・・・・本田浩子
5月13日、日生劇場でジャニー喜多川、作・構成・演出のABC座2014「ジャニーズ伝説」を見る。この作品は半年前に初演されたばかりで、その時も楽しんだが、こんなに早く再演になったという事実に驚き、どんな舞台に仕上がっているか興味があり、劇場に足を運んだ。
多少の脚色はあるだろうが、タイトル通り、1962年から1967年までの5年間、ジャニーズの初代アイドルとして、一世を風靡した飯野おさみ(五関晃一)、真家ひろみ(塚田僚一)、中谷良(河合郁人)、青井輝彦(橋本良亮)の時代を駆け抜けた青春を余すところなく描いていて、心地よい。私自身はこの1962年からのちょうど5年間を父の任地ニューヨークにいて、この4人はまさに伝説的なグループとして認識しているだけで、実際の活躍は知らないので、初演時同様、劇団四季で活躍の飯野おさみさんはジャニーズだったのだ、えっ、水戸黄門でお馴染みの青井輝彦さんがジャニーズと改めて認識した次第で、面目ない話。初演時に比べて、どことははっきり分からないものの、パワー・アップしているのは確かで、何よりもこの4人が、初代ジャニーズになりきって、伝説の先輩に負けじと熱演する姿が眩しく感じられた。
舞台は急ピッチで進み、4人の若者は世界で羽ばたこうとアメリカを目指す。アメリカでは、ニューヨーク、フィラデルフィア、シカゴ、ロサンゼルスとツアーしながら、ミュージカルの鑑賞、ダンス・レッスン、ボーカル・レッスンなどと修行を積んでいく。ビング・クロスビー(戸塚祥太)、アンディ・ウィリアムス、モンキーズなどの名だたるスターたちとの出会いがあり、アイドルから世界のエンターテイナーにとの夢が膨らんでいく。まさに、輝かしい青春の一ページを、ABC座の若いメンバーと共に、観客も青春を満喫しているように思えた。
さて、第二幕では実際のABC座の5人が、本人として華やかに登場、舞台狭しと歌い踊り、パワー溢れるアクロバティックな動きも加わって、先輩ジャニーズとは一味違う魅力を発揮。写真にあるように、丸い樽?のような中で、足で樽を勢いよくグルグル回す、人間風車さながらの見せ場は、そのスピードと華麗さに心が躍る忘れられないシーンとなった。
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