「魅惑のワルツ/美空ひばり」
(コロムビアミュージックエンタテインメント/COCA-70364)
美空ひばりさんの「魅惑のワルツ」がCMに使用されたこともあって、若いファンが日本の音楽界の生んだ最高の女性歌手に注目。彼女の歌の上手さをジャージーなスタンダード作品から改めて教えられたという声を聞く。1950〜60年代にかけての録音、アルバム「ばら色の人生-La
Vie En Rose-」「愛さないなら棄てて」「ひばりとシャープ」「ひばり世界をうたう」「ひばりジャズを歌う-ナット・キング・コールをしのんで」から17曲が収録されている。「スターダスト」「歩いて帰ろう」「慕情」はパーフェクト・イングリッシュ・ヴァージョン、実に魅力的にしっとりと歌い上げている。素晴らしい!このアルバムでも、改めてひばりさんの歌の上手さに驚かされる。ただ、曲目解説がないのが残念・・・。
(Mike M. Koshitani)